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情報の真偽は自己責任☆
2007年05月15日 (火)
あくまで仮なんだがな。
ちょっと、文体のコリと訛りをほぐそうと思ってな。

以下、思いつきのままの箇条書き。

【一途な彼女が欲しい?
 それは作り話ですら勘弁だ】


ぼくは、じっとしている。
息をするのも忘れるぐらいに、ただじっと。
狭くて、暗い場所にいる。
両手で頭を抱えて、肩をすくめて、足を縮めて、小さく、小さく潜んでる。
声を殺して、動きを殺して、心を殺して、考えを殺して。
生きるのをやめた。それと同じで、死体のように動かずじっと潜んでる。

一体、どこで間違ってしまったのか。
なんで、こんなことになってんだか。
ヒマを潰そうと、アソコにいたのが間違いか?
軽はずみに声をかけたことが間違いか?
そもそも出会ってしまったことが間違いか?
偶然、また出会ったからか?
一緒に遊んだからか? 一緒に帰ったからか? 一緒に笑ったからか?
告白を受け入れたからか? 告白に答えたからか? 抱きしめたからか?
キスしたからか? 何度も何度も、ずっと、ずっと。ただずっと、抱いたからか。
それとも“あんな”ことをしてしまったから――
あー、ダメだ。ダメだ。ダメすぎる。ちょっとでも気を抜けば考える。考えちまう。どうでもいいことを考えすぎる。
何でも原因に思えてしまって、限りがない。

「くそっ、何で、こんなことになってんだ!」

がきっ

「ひっ!?」

突然、光が刺す。
闇が刺される。
周りを覆う壁が刺される。鉄が挿さす。刃物が刺される。

何が、≪ひっ≫だ。なんて悲鳴だ。恥ずかしい。恥ずかし過ぎて恥ずかしい。
いや、そんなこと言ってられない。

ぎりぎり、ぎりぎり。


刺された穴が、広がる。拡がる。
ぼくを照らす光が増す。ぼくの表情を照らす。ぼくの表情を明らかにする明るさが明確に。
一体、ぼくはどんな顔をしてるのか。
そんなことは自分じゃ分からない。分かるわけがない。鏡なんてないさ。あるわけない。
ここは、暗い、黒い箱の中なんだぜ?
なのに、ぼくは“ぼく”の顔を見た。表情を見た。何とも言えない、何とも言いがたい引きつった、轢きづり回された表情。
恐怖で焦燥を滑らせながら、畏怖で彩られた表情で。
ぼくは、ぼくの顔を見ていた。
ぼくの内面を見るように、奥の奥まで臆することなく、臆してるぼくを無視して全てを凝視していた。
見ていた。観ていた。診ていた。診ていた。見ている。観ている。視ている――

『みて/い/る』

そう。ぼくを映した瞳がぼくをみて/い/た。
ただじっと。食い入るように。見つけたというように、やっと会えた、ようやく見えた。
やっと触れられる。やっと、やっと、やっと、やっと、やっと――。
言うまでも無く。訴えることも無く。主張することも無く。眼は口ほどにモノを言うもんだ。語らなくても、そう告げた。

「やっと、見つけた」

だが、どんな比喩も思い込みも、実際に告げられた想いには敵わない――

さらに、≪や/られた≫なら、なおさらだろ?


(以上のように、シリ/めつれつ)