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2007年03月15日 (木)
――――







バトンです!














――――だったら、いいけどね」











大切なものほど、触れたくて。

大切なものにほど、伝えたくて。

思えば想うほど、ぎこちなくて、空回り。

言いたいことと違うことを言っての勘違い。

ただただ、
話す度に言葉を交わす度に、見つめる度に、溝が広まった。




カワイソウだね。
何が?

気づかないんだね?
だから、何が?

良い人、見つけてよ、これからでも間に合うからさ。
十分、間に合ってる。



もっと、弱点をさらけ出してよ。
十分、見せてるつもり。

ウソだ、結局ダレも近づけてない。
こうやって話してるじゃん。

気持ちがこもってない。
気持ちは十分込めてる。

口先だけで話してる。
本心で話してる。

相手の言葉に対策考えて、話を聞いてない。
ちゃんと聞いてる。

声が届いてない。
ちゃんと、聞いてるし、ありがたいと思ってる。


怒ってる?
怒ってない。

怒ってるでしょ?
怒ってない。

雰囲気変わったよ。
別に怒ってなんか!


だって、やっと気持ちが見えたから。
はっ、そういうプレイが好きかよ。


コイツは何を言ってんだ。
何を知ってるんだ?
というか、てめぇダレだよ? 何様だ?
うっせぇ、うぜぇ、消えちまえ。



もぅ、ガマンができない。





あぁ、初めて見た。
今回、会って初めて見て、気づいた。
今、やっと相手の顔を見た。
体や服だけじゃなくて、相手の眼も見た。
本心を見た。
傷つけたい部分が見えた。
そっと触れる程度にしていた、ソレがたまらなく――――


――――たまらなく、

たまらなく――――




――――――――。




だから、ソレに触れた。

言った、嘲じった、傷つけた。
ただただ、壊して、苦しめたい。
自分の一言一句、一挙手一投足。

それに相手がどう反応するか、吟味観察しながら。
言葉を選んで、傷つけた。
一番、最も、惨たらしく、苦しむ最高を選んだ。

肩を震わせ、身を縮めて、俯く姿に興奮した。

そんなの聞いてない!
言い訳嫌いでしょ…!

混じった、濡れた、くぐもった悲痛の嘆きと声調。

甘美な果実を味わうように、奏音に身を委ねる様に感じた。

傷つける=快感だった。

大切なモノを手にかける虚構と虚勢の至福に酔った。


――なんて気分が良いんだろう?




――――――――


腹が立つのは、相手の言動よりも自分の行動。
もぅどうでも良いと思った瞬間、タガが外れて相手への罵詈雑言。
好きなものほど、大切なモノほど壊したいと思うパラドックス。ただ、自分を伝えたいだけなのに真逆のジレンマ。

どうすれば良かったか、原因と結果を考えて考えて考えて。
やり直しが出来ないのにじっと悔やんで、苦しんで。

相手の顔を言葉を忘れないように思い出して、想いだして。
その度に胸が苦しくなって、辛くて。

大切なモノを自ら手放してしまったのに吐き気がした。


もぅ、戻らないと。

もぅ、思い出しても仕方ないと。

やっちゃいけないって分かっていたのに――――

ただ、相手の話を聞きたかっただけなのに――――






愉しんでいた自分が、悔やんでる自分に笑うんだ。


『てめぇの本性は――――だろ』




エピソードNo.226 『ケンカ別れED』

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