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情報の真偽は自己責任☆
2005年11月30日 (水)
今日は学校で作業でした。

配属が決まって二日目。

早くもうちの研究しつは今後の予定について軽く話し合いがありました。

結果、身内補正をつけることはできたんですが、来週から引継ぎ生活が始まる模様。

授業が無い暇な時は部屋に行って色々やっとけみたく。

うちは院に行く人が多いようなので長い付き合いになりそう。

一年間、研究室に入り浸りになる日が来るとなるとちょっと面倒かも。

今日はそのくらいです。

ではでは。

P.S 冬休み、春休み、夏休みが消えそう
2005年11月29日 (火)
今日は学校で雑務で、作業でした。

短いようで長い一日。朝会った学校が記憶の隅に行ってると感じる今日この頃。

研究室配属が決まりました。

来年度からお世話になる部屋とその人員の発表。

予定通りのところに入れましたが、ちょっと期待はずれ。

このメンツでうまくやっていけるかなり心配。

正直、荒れました。

授業中、嫌な予想が浮かんでは消えていく、

もう授業どころじゃなくて頭入りません。

よっぽど嫌な結果だったんでしょう。

なんでやる気あるだろう人を他に配属して、明らかに希望出して無い人が選ばれてる

んでしょうか。その辺一度詳しく知りたいです。

もう最近、色々マイナス思考爆進中。ヤバヤバです。

今日、発表後に友人の買い物その他に誘わたのを一度断ってから後で電話して

やはり行くことにしたりとか。

そのついでにネタも含めて某喫茶店にご帰宅してみたりとか。

そしたら、店が閉まってた(つぶれてた……?)

なのでもう一軒に行ってみたりとか。

予想通りの予想以上の印象で人生についてしみじみ語られたとか。

店長「若いのは今のうちよ?」みたく。

あと、店の人への前話からの私の評価も多々ありましたが、

話していると身内補正がかかるようで痛い印象がたくさんあっても

「書いちゃ悪いかな」と書けなくなる性分みたいです。

 結局、どんなとこ行っても、誰と話しても、身内補正つけてなんとか慣れる性格

みたいです。今回決まった配属もなんとかやり遂げれると思います。

悩んでクヨクヨするだけ時間が勿体無いだけかもと思ってみたり。

では、今日はこの辺で。

P.S 開店4日で3日来てて、指定席&Myコップあるお客さんすごいです……
  これも服装による効果なんでしょうか。
  私としてはネタ以外じゃ観光名所ぐらいにしか……
2005年11月28日 (月)
今日は学校で話し合いで雑務でした。

授業が午前中で終わって楽な一日だと思っていると昼から卒業生の就職体験の

話し合いがあるので残らないといけないとか。

終了時刻を2時間ほどオーバーして終了。

かなり疲れました。

内容はちょっとあれでしたし……

企業面接一社につき1万かかるらしいのでなるべく少ない数で受かりたいとこです。

ガイダンスの時に『30社ぐらい受けて絞り込め』とか言いますが、

30万も出すお金無いですから……

では、今日はこの辺で。

P.S 風邪のローテーションが起こってる気が。
  クラスの友人→私→私の友人→クラスの友人……連鎖。
  そんなことを最初の感染源の友人と話して楽しんでました。
2005年11月27日 (日)
今日は仕事で仕事で仕事で作業な一日でした。

突然入った仕事で休み返上で昨日、今日と頑張ってる今日この頃。

頑張ってると思っても実際はそこまで頑張ってない現状。

やらなければならないことは山積みで、

余りに量が多すぎて何処から手をつけていいかわからない状態。

いえ、本当は分かってるし、何をするのが最善か答えも出てる。

でも、それをやるのがめんどくさい。

思っているほど簡単に出来るほど楽じゃない。

だるいです。

小さい頃夏休みラスト一日で宿題が終わってなくて山積みに似た現状。

追い詰められればられるほど、やる気がでる逆境に強い性格。

それでも限度を超えるとやる気が出ない性格もあいまって……

嗚呼、いっそ自分が感情のないロボットか機械だったら言われたことを好き嫌い無く

悩みも疑問も恐れも無く辛さも無くてただ黙々とこなすことができるのに。

でも、機械だったらやることの楽しみも憧れもなんもかんも無くて面白みの無い人生

でやる気とか実力以上の力とか出せないだろうし……

感情があるからめんどいとかうざいとか思うけど、心が無ければ人生つまらんなと

と思うのが結論。

頭でそうと分かっていても、楽することを好むのは業というものか、低きに楽に

流れてしまう毎日。

 昔ある人が言いましたが『悩める間は幸せのうち』なんでしょうか。

楽しいこともだるいことも考えて右往左往惑う今って幸せなんでしょうか……

心があるから揺れ動く人の幸せ。

悩むこと無く流され命令されるだけのロボットの幸せ。

どっちが本当の幸せなんでしょう。

極論、幸せって何よ?

って言葉で今日は締めくくります。

以上、思いに任せて何も考えず書き殴ってみました。

ではでは。

P.S 『テスト前のあのやる気がずっと続けば誰でも天才』とはよく言ったもの。
2005年11月26日 (土)
今日は学校で作業で仕事でした。

何故か、恋愛に関するアドバイスしたりとかとか。

そんなところで今日は短いんですがこの辺で。

P.S やっててよかった心理学。
2005年11月24日 (木)
今日は学校で仕事で、作業でした。

ネタなことはこれといって無いかと。明日友人に貸すものできたぐらい。

あとは、仕事で数学の先生のはずなのに"宇宙"について話してました。

教え子「地球は宇宙に浮かんでるじゃろ?」

とか言い出したもので、最近学校でその辺りを習ってる模様。

遠心力や引力、万有引力、惑星や恒星、自転周期や光や波長、電波やx線、

紫外線、赤外線、その他もろもろについて説明しました。

最近の子の理科離れが深刻というのは本当みたいでほとんどのこと知りません。

私「親や先生に聞かんの?」

とか言ってみると、そろって聞かないそうです。

興味なかったとか、どうせ知らんやろうし、とか。

私が小さい頃は自分で本読んだり、人に聞いたものですが今は違う時代なんですね。

そろそろ色々と忙しくなる時期で、学校のことや就職のぐだぐだで今の仕事を

続けれるか怪しくなってます(今年の夏にはあちらに話しましたが)今日、再確認。

いつになっても物入りですからできれば続けていきたいですが、今はちょっとわから

ないところです。

 話変わって、ブログ書いてるときに友人からメッセが飛んできました。

貼り付けられたリンクをクリックしてみると……

メイド喫茶が近くに出来たとか!?

噂で何度も聞いてたんですが、ついに場所が分かってしまい現実味を帯びて……

何でも宅配メイドサービスまでやっちゃう力の入れよう。

どこぞの風俗で儲けて捕まった人のあの台詞、

【メイド服は凄かった】

そのくらい大ブレイクしてますね。どこもかしこもメイド喫茶ばっかり。

メイド服着ればどんな人でも標準以上になっちゃう不思議アイテム。

いつの世も性を商売にした産業は儲かりますね。

では、今日はこの辺で。

P.S 『メイド』はマスコミ関係では『メード』と表記するのが正しいとか。
   あと、メイド喫茶ならぬ執事喫茶も出来てるとか。
   あっちに行く時はネタでいってみたいものです。

2005年11月23日 (水)
今日は休みで特に何も無い一日でした。

というわけでネタもあんまり無いんで友人のサイトにあったヤツいってみましょう。

『性格バトン』ってのやっちゃいます。
答え方は友人サイト参照ってことで。

Q1.あなたは賑やかな人とおとなしい人どっちですか?

どちらかと言うと賑やかなほうだと思います。
高校時代はネタも含めて地味めにやって人の反応観察してましたが、
卒業してからは元に戻ったというか、テンションが常にギア3に入ってるとか言われるほど。普段から飲んでる人ぐらいのノリだとか。日々Lowテンションで乗り切ろうとしても直ぐにテンション上がります。それでも悪ノリしないよう気をつけてるつもり。
後、昔から汚れ役をよくやったような。『我が闘争』ってヒトラーが書いた本にあるように一つ敵を作ったほうが団結しやすいですから、時には自分が敵になることもしばしば。人生アレなことが多いんで何事も割り切る性格ですね。
基本スタンスは【バカやってあたふたやってる自分】【それを冷静に見てる自分】
この二つで動いてます。バカやってが多い限り賑やかだと思います。

Q2.あなたの性格に相応しい単語を5つ挙げてください

割切る、向上心、ネタ、個性派、駄弁り



Q3.好きな友達のタイプは?

自分の意見が言える人、リアクションとりやすい人、楽しい人、個性強い人、
自分の知らないこと知ってる人



Q4.嫌いな友達のタイプは?

流されまくりな人、自己中、言い訳言って逃げる人、失敗を生かさない人、
やる気無い人


Q5.立ち直りは早い方ですか?

基本的に割り切れる人だと思うので早いかと。
仕事は仕事。プライベートはプライベート。友達会話、他人会話。


Q6.恋人にしたいタイプは?

自分と話が合って面白い人がいいですね。
いつもラブラブでいるのもいいですが、普段は自分達それぞれの生活スタイル通してていても、本当に自分が困ったときやさびしい時に一緒に居れて悩みを言ったり、聞いたりできて和む相手が良いです。
毎度好きになるタイプが好みのタイプと違うのは仕様ですが。

Q7.恋人と一番の親友、選ぶならどっち?

親友ってのがどのラインかによりますが、私は欲張りな口なんで両方ですね。
例え、片方しか選べない状況でもどうにかして両方選べるよう手を尽くします。
物事手に入りそうなら全部もらっちゃいたいかんじで。

Q8.バトンを廻す5人を選んでください。

某サイトの解答と同じなんですが、見た方全員やってみてはいかがでしょう?


では、今日はこの辺で。

P.S 最近、部屋が乾く時期になってきました。部屋に濡れタオルはかかせません

2005年11月23日 (水)
暗い通路。一面の暗闇で先が見えない。
ひんやりと湿った空気を感じながら壁に手をやるとざらついた感触。
階段の段差を下りる度に靴裏が擦れる感触もざらついた無機質なもの。
一面コンクリートで覆われているのだろう。
そこを降りる影。
煙草の仄かな灯りが照らす黒髪の短髪が紫煙を纏っている男。
霜咲だ。
その顔は相変わらずうんざりしている。


今回の仕事のターゲットである教祖を始末した後、微かに耳にした音。
その音の正体を調べるため、教祖の血で赤く濡れた部屋を物色すると腑に落ちないものがいくつかあった。

ハードカバーの厚手の聖書や本で満たされた本棚。
その中の数冊がやけに手垢で汚れている。
手に取ってみると背表紙だけでなくカバーも痛みが激しい。
まるで何度も出し入れされて擦り切れたかのように。
霜咲は本の中身を捲りながら煙草一本の時間考え、その本の順番を並び替えて入れ直す。
本の順番は書かれているタイトルが起こった時代の古い順番。
神により天地が出来、動物が作られ、最初の人が作られ、人が増え、栄え、塔を建て、洪水が起こる。

聖書に書かれた人類の歴史だ。

民話を元にしたものか、土地の伝承を元にしたものか、実際に体験したものの口伝か。

それは今となってはわからない伝説。


本を入れ終えると噛みあった音を立て、棚が下がる。
本の重みが鍵というわけか、入れ直した棚という棚がスライドする。
いや、棚だけではない。複数の本棚が床を敷かれたレールを滑るかのように動く。
床に散らばった教祖のパーツを物ともせず、本棚が動き、止まる。
部屋の両側に避けるように再配置された先にあるものは扉だ。

そして、霜咲は音の正体を調べるため扉を抜け階段を下っている。
金持ちはなんでこうも隠し部屋や妙な仕掛けを作りたがるんだか。
よっぽど暇と金があるんだろう。
毎度謎を解くこっちの身になって欲しい。あっちは暇人かもしれないが依頼の度に付き合わされるこっちはたまったもんじゃない。
霜咲は悪態をつき歩を止める。
部屋の奥。光が全く射さない暗闇でも長く居ればなれるものだ。
目の前には扉がある。

おもむろに触れてみると最初は柔らかいが直ぐに硬い感触を返してくる。材質は木製か。
金持ちの道楽。この中に一体何が待っているか。少しは退屈しのぎになればいいが。

扉が開く。

闇の中の闇。

霜咲は銃口を向け、紫煙をふかす。
何か居る、と肌で感じそれが何であるか眼を凝らす。


人影? 微かに聞こえる息遣いと衣擦れの音。
人影が少し先の位置に腰掛けている。






「誰?」





彼が問う前に声がした。
声からすると女か。
こんなところに何故女がいるんだ。
教祖の愛人か。
その類の話もいくつかあったが態々こんな場所に入れておく必要もない。
いっそ哀願奴隷なら牢屋のほうが似合ってる。
霜咲が愁眉を浮かべ銃把を握る。





「血の臭い……」





教祖を殺した時の返り血のせいか。
人影が放つ声は憂いのあるものだ。





「――そう……、父は死んだのですね」





父? 教祖、杉村秀平には娘がいたのか。

そんな話全く知らない。
杉村に家族がいるなんてどの筋からも話に上がらなかった。
愛人の名は何人も上がったが実の娘がいるなんてどういうことだ。
だから、霜咲は問う。





「お前、教祖の娘か? 何故こんなところにいる?」





霜咲の低い声に答えが返る。言葉ではなく光で。
暗闇が明るくなる。
柔らかい踊るようなランプの灯火。
人影と霜咲の影が部屋壁に映る。





「ええ、私は美知、杉村美知。


――杉村秀平の娘です」





燐とした響きで彼女が答える。
小柄な線の細そうな体型に白いガウンを羽織った少女がこちらを向いて座っている。





「眼暗か」





霜咲が紫煙を吐き出しながら呟く。
彼女は眼を閉じたまま、はい、と答え、





「生まれて直ぐ見えなくなったと父は言ってました。


物心ついたときには見えなかったので最初から見えなかったようなものですが」





美知は特に気にしても無いという風に平然と言う。
自分の父親が殺された霜咲の手で殺されたにも関わらず、動揺が見られない。





「眼が見えなければ不便だろ?

実際、お前の今の状況とか」





「いえ、眼が見えないってことはそれほど不便じゃないです」





「そうか? 今どうなっているか教えてやろうか?」





霜咲が撃鉄を起こし、





「今、お前は俺に殺される」





沈黙。

部屋の空気が凍りつく。霜咲が身を刺す殺気を美知に向けたからだ。沈黙が破られる。

しかし、破り手は美知だ。





「大丈夫です。そうはなりません」





「はっ、何言ってる? 俺はお前の父親を殺したんだぞ。

できないと思っているのか?」





平然と答えた美知に霜咲は鼻で笑う。





「俺が今まで何人殺ってきたと思ってる? 
その中にはお前ぐらいのヤツもいたんだぞ。数え切れないぐらいな」





それでも、美知はそう前置きし、
ランプにそっと手を伸ばし手繰り寄せ膝の上に置く。





「あなたはそういう人じゃないでしょ? 
口では酷いこと言っていても本当は……」





ランプを撫でながら悲しそうに美知は続ける。





「私の父は殺されて当然の人でした」





一息。





「でも、父は病弱で眼が見えなかった私のために雨の日も風の日も、朝晩問わず働いて養ってくれました。


当時、母は私を生んだ時に他界していたので男手一つで育てられましたが楽しい日だったと思います。


いつまでも続くと思っていたそんなある夜、私は高熱を出しました。


――流行病というやつだったのでしょう。


街では風邪に似たそれで患う人が多く病院はどこもいっぱいで父が私を抱えて走り回ったそうです。


何件も、町に無ければ隣町まで、そこに無ければ次の町まで。


――それでも何処へ行っても空いた病院は見つからなかった。


幼い私は父の腕の中、どんどん弱っていく。


父はどうしたらいいかと悩んだそうです。


――そして、別の病院に向かう途中。


日々の過労とあちこち駆け回った疲れで意識を失いました。


腕の中で私のか細い声を聞きながら」





「で、続きは?」





と霜咲が相変わらずつまらなそうに促す。

ええ、と美知が頷く。





「父が眼を覚ました時、教会に居たそうです。


寂れたあちこちが痛みステンドガラスの一部が砕けた教会。


その壇上で私が寝息を立ててたそうです。熱は嘘のように引いていて安らかに……」





「そして、お前と教祖は神を信じるようになったってわけだ。


よくあるベタな話だな。で、オチは?」





霜咲がからかってみせる。相変わらず神なんて信じないと小馬鹿にしながら。

しかし、美知は別に気にしない。





「はい、私と父は布教を始めました。その教会を建て直してコツコツと」





「とんだコツコツだな。


そんなボロ教会が今となっては国を牛耳る新興宗教だ。


何でもありの悪どいペテンでな。


だから、秀平は殺された。いや、俺が殺したって言うほうが正確か」






はっ、と霜咲は鼻の先で笑う。




「予言なんてのはインチキだろ? 


もしそんなもんがあるんなら競馬でも行ったほうが儲かるぜ」





美知が黙る。軽く唇を噛む。

気丈を装っているが所詮女だ。
しかも、見えないとはいえ銃を向けられていつ殺されてもおかしくない。
そんな状況でこれだけ言えるなんてたいしたものか。





「――違います。予言は本当にあるんです……」





あ? 霜咲が再び美知を睨む。





「父が教祖としてここまでこれたのは予言のおかげです。


そして、今日殺されることも既に決まってました」





「な、何馬鹿言ってんだ?


 死ぬことがわかってたって。こりゃおもしれぇ。


だったら前もって逃げるか、殺す相手の俺をどうにかすりゃいいのに。犬死だな」




霜咲が肩を震わせて笑う。

だが、美知は気にしない。

それが事実というように淡々と呟く。





「私には視えるんです……


そのものの未来が。どこでどうなるか。


どういった運命を辿り、


――死ぬか……」





飛んだ電波系だ。
話にならない。
未来が見える?
予知できる?
一体何処に根拠がある。
未来予知なんて大概が嘘だ。
前もって何枚も紙に"災害"について書いておき、たまたまそれが起こったときに
あたかも予言通りのようにこじつけたり、どうとでも解釈できるように当たり障りの無いことを言うものが予言だ。





「未来が見える? だったら、俺の未来も言ってみな? 俺がこれからどうなるか。そして、お前がどうなるかな!?」





霜咲が嘲る。美知は辛そうな表情を浮かべランプを机に戻す。




「わかりました。





私が視えていたもの。




――そう、あなたに会った時から見ていたものを伝えます」





一息。





「まず、私の予言ですが、完璧じゃありません。


私が実際に見た物の未来を視ることはできます。


でも、見たものに対して起こることはシルエットでしかわかりません。


例えば、父が銃で頭部を吹き飛ばされて殺される。


殺され方と、その日時が分かっていても場所と人は私が実際に見たもの以外は全て黒塗りのシルエットが映るだけ。


だから、あなたが殺すなんて私はわからなかったんです。霜咲廣威さん」





何故俺の名前を? と霜咲は驚くが表情にも声にも出さない。
口にすれば相手の思うツボだ。
予言にしろ、教祖を殺したことを誰かがコイツに教えたのかもしれない。





「ああ、わかった。そのシルエットが俺をどうするんだ? 


俺の死に場所は腹上死って決めてるが」





霜咲は服から次の煙草を出し、火をつける。





「あなたは――――」





少女が不意に言葉を止め柳眉を寄せて両肩を抱く。
そして、押し黙る。
静寂が訪れた部屋の中、紫煙が鼻腔を擽る。
少女は動かない。
何か怖いものでも見たかのように、





「俺がどうしたんだ? もったいぶらずに早く言えよ」





はぁ、と美知が大きく溜息をつき、深く荒い息へと変わる。
息も絶え絶えと言った具合に。





「――あなたは、これから大変な目に合います。


何度も何度も、常識では考えられないことが起こりあなたを苦しめる。


でも、その原因はあなたは分からない。


喩え、分かったとしてもそれは止まらない。


それが定め……」





「定め……?」





霜咲はふと、気になったそれに声を出す。
美知は細い肩を強く握り身をちぢ込め、苦悶の表情を上げ小刻みに痙攣する。
トランス状態というやつか。
死に際の痙攣や死後硬直なら腐るほど見てきたがトランス状態はあまりない。
事前に薬や踊りで催眠状態になっての自称霊媒師のトランスは何度か見たが。





「――そう、定め……業深きもの。


過去、現世、未来での咎人。


あなたも……、私も……、それ故に留まれない。


留まることを知らない。いつの世も流れ行く。


土の器に収まらず、別の器へと移ろう光。


止めることも抗うこともできずただ移ろい歩く魂。


罪と罰に苛まれ翻弄されるだけの存在。


――それがあなたの未来」




一瞬、思考が止まる。
霜咲は美知が言ったことを反芻する。
言葉の意味を。

ふぅ、と息を吐く。





「ああ、悪い。


なんか凄そうな未来だが漠然とし過ぎてわかんねぇわ。


どうとでも意味が取れそうだしな」





そうですか、と美知は荒い息を落ち着ける。





「ごめんなさい。これがあなたに視えた未来。


私にも漠然としすぎてわかりません。


ただ――」





美知は閉じた眼で霜咲を見る。





「あなたが無理をしているせいかもしれませんね、廣威さん」





「一体俺が何を無理してるって? 


俺は欲しいもののために平気で人を殺す。


女子供関係なくな。


何も我慢することなんてない。


この世は弱肉強食。強いものが生き、弱いものが死ぬ。


死にたくない弱者は強者の作った牧場で騙され続けて生きてりゃいい。


少なくとも俺は強者だ。


お前ら弱者の生殺与奪は俺の匙加減一つだ。


そんな俺が何を無理するんだ?」





「ええ、無理してますとも。


口ではそう言ってますし、頭でも理解しようとしている。


でも――」





彼女は言葉を区切り、霜咲を見る。





「心までは騙せませんよ。


あなたが殺すと言う度、あなたの心の灯火が揺らぐんですから」


そして、微笑む。






「眼が見えない分、視えるものは多いんです」



  To be continued……
2005年11月22日 (火)
今日は学校で仕事が無くて、作業でした。

友人宅に作業の話に行って別の友人が絵の描き方教えて、だいぶ上手くなったなー

と見ながらドーナツ食べてました。

そんな時に明日は祭日なんだなと初めて知った今日の昼。

これといっていつもとやること変わらないのでいつも通りの毎日。

就職活動面倒だなとぼやく程度。

作業中に気づかなかった携帯電話。

見てみると何処からか電話がかかってた模様。

知らない番号。

でも、就職活動中だからそっち系かと思って渋々ダイヤル。

私の電話する時の癖は携帯を耳に当てずに、通話中になるまで画面を見ていること。

繋がるまでそのまま待って、繋がり次第耳に当てるといったもの。

で、繋がったので耳に当ててみる。







『突然電話しちゃってごめんね
 一人暮らしさびしくて。。。』





というのが14秒ぐらい携帯に流れた瞬間切りました。


なんというか、女の人の声ぽかったですが、その口調。





録音臭い。




朗読してそうな心のこもった言い回し。

心のこもったというのは言葉の綾で絵本を読む時にやる作った口調のようなもの。

電話の正体はあれでしょう。

今までかかったことなかったんですが、何処かで番号が流出してたのかも。

今度、真相を誰かの携帯で試してみようかと。

ではでは。

P.S 最近というかかなり前、実に2年前ぐらいから眼が疲れ眼で。眼の下が凝ってる
  かのよう。アンメルツは欠かせません。時々、痙攣するときあるんですが、医者  は乱視が酷いせいだって言うし、どうしたものか。
  私「もう、痙攣でめんどいから眼帯してこようかな」
  
  友人「萌え属性追加?」

  私「いや、狙って無いって……。って言いふらすなー!?」
2005年11月21日 (月)
今日は学校で仕事が無くて作業でした。

先週ぐらいからご飯食べてる時も、自転車乗ってるときも、人見てるときも、

なんだか世界が"パス"くさい。

"パス"って言うのはお絵かきソフトの『フォトショップ』のツールで囲った部分を

塗ったり、線が引けたりするもの。

それの使いすぎか、見るもの全てが"パス"で線が入れられる光景が浮かびます。

ついでに眼に入る色もどうやったらその色を塗れるか手順が浮かぶとか……

以前、弾幕系のゲームにはまった時にあらゆる物体(小さいもの)がうじゃ~

と動いて飛んでくる光景が浮かぶ弾幕中毒にかかったり、

小説読んだり、書いたりのせいか、書かれてる文章の構成(文体、流れ)がやけに

気になるだけでなく、日常会話や眼に映る景色が文章に変換されたりする文体中毒、

他にも見るだけでここで言えないようなことが瞬時に脳内変換されるなどなど。

慣れることとは考える時間を必要とせずに瞬時に答えが出ることなのかも。

たしか、"カン"って言うのも【今まで経験したことを脳内で瞬時に照合して答えを出

す】メカニズムだったはず。

ということはこういった中毒症状(?)は"カン"の同類なのかも。

そんなところで今日はこの辺で。

ではでは。

P.S MSNのニュースの宴会占いってのをやってみました。
  私は『言われなくても無礼講タイプ』 らしいです。
  要約すると、飲み会によくいる痛い人。
  私自身に当てはまるかどうかは私の酔い様を知ってる人にでも。
2005年11月20日 (日)
今日は学校も仕事も無い日曜日。

自主的にやる勉強や絵を描く作業。それと気晴らしで読む小説。

今回読んだタイトルは『終わりのクロニクル6の上下巻』

二つあわせて1200ページという大容量。いつも通り友人は読むのが早いらしく

4時間で読んだとか。単純計算1時間300ページ。分間5ページ。

私のトータルタイムは12時間前後。軽く3倍の差がありますね。

どうやったらあんな速度が出るのやら。

作品の内容はというと、毎度のことながらいい作品だと思います。

詳しいこと言うとネタバレなんでいつも通りやめときますが、作者の『川上稔』

この人は心の師匠って感じ。面白いし、文体も上手い。

短文構成で歯切れの良い、速度を感じる、流れのある文章。

ギャグとシリアスとキャラの視点の立ち代りで飽きさせない技術。

私の独断によるリスペクト補正のおかげで良く見えてるだけかもしれませんが、

こんな書き方したいものです。

挿絵描いてる『さとやす』って人も絵が上手くて良い感じ。

絵でも文でもどっちも憧れます。

機会があれば読んでみてはいかがでしょう?

では、今日はこの辺で。

P.S 分厚い本は寝転んで読むと腕が痺れてあきません
2005年11月19日 (土)
今日は補講の学校で、説明会で、車乗ってました。

参加企業がどんなものあるか、早朝調べ、めぼしをつけて現地へ。

感想として、ベンチャーな中小企業も老舗の大企業も若手育成に力を入れていること

がわかりました。入社後は合宿や資格習得コースやったりなど。かなり整っているか

と。

あと、教授の言葉『会社で一番強いのは営業。営業部長の発言力が強い』

とのこと。

営業というと、サラリーマンが家庭や会社に訪問販売して頭を下げて売り込む姿が

浮かびます。ぶっちゃげますと、【かっこ悪い】

私にはそんなイメージがありますが、会社の説明や教授の話を聞くとなるほどと思い

ます。営業は言わば【ビジネスの最前線】

何が売れるか、何が好まれるか?

これは、営業周りで現場を見ている彼ら営業が一番詳しい。

勿論、営業担当のスキルもありますが、望まれる品は自ずと売れるもの。

営業で直に見た彼らが一言、『そんなの売れん』

これだけで制作企画が打ち切られるというのも納得。

今まで、営業職につきたくないと思っていましたが職探しの守備範囲として考え

ようと思います。

昔、ある人は言いましたね。

『事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ』

ここで使う意味として合っているかどうかはあれなんですが、

書類見て判断するだけじゃなく、現場を生で見ることが大切。

キャリア組、もっと現場(末端)見て策を弄して欲しいもの。

ではこの辺で。

P.S 風邪が治ったり、ぶり返したり、忙しいです
2005年11月18日 (金)
 今日は学校で仕事で作業でした。

ようやく教え子からの押し付け作業も終わりました。

これからは自分の趣味兼作業に集中できそうです。

雑務も山積みですが……

 あと、今日友人とだべっていたら、ネタで献血することに。

人生初めての献血。言葉だけは聞いたことありますが実際にやるのは初めて。

住所や名前を書いて、質問に答えて血圧測って、血の比重測って、献血。

私は体に流れている血が多いようです。周りの人より600mlほど。

そのおかげか血を抜いた後も支障はあまりありませんでした。

階段を駆け上った時、軽く意識が飛びかけましたが。

献血に関して、後でいろんな人に聞いたところ、場所によっては血を抜きながら

最新DVD見れたり、お菓子やジュース飲み放題だったり、漫画喫茶無料など。

かなり良い待遇が受けれるとか。血って結構高いようです。これまた聞いたところ、

血液成分は人工で作れるけど、血液自体を作ることができないからとか。

 話は変わって、職場で職員の待機所で関係者の人が来ていたので会話を。

なんでも、針師の専門学校行ってるらしいです。

いろんな"ツボ"を覚えたり、解剖学や生理学を覚えたりと医者と似たことやるとか。

経絡秘孔や気の流れ、古術式(漢文、古文)の研究なんてすごいとしか。

授業中、生徒同士で実験台になり合って針刺し合うとかが特徴的。

では、今日はこの辺で。

P.S 『天使にラブソング2』を見ました。
   いつ見ても良い映画だと思います。
2005年11月17日 (木)
淡い光







力ある陽でも

眩い電灯でも

鮮やかな信号機でもなく

柔らかい







黒く染まった夜空の雲を

優しく照らし

空を白へと変え

道が白を反射する







夜のはず

そこは深夜で

人も

虫も

草木も眠る







真夜中なのに

空は明るく

山が作る境界は明確







今宵は

道を行くのに他の光は不要







歩こうと

走ろうと

ずっと同じ場所にある照明











今宵は月夜

白く輝く真円が一つ









今日は特に何も無かったと思うので仕事帰りと飲み会帰りに空を見上げた感想でも。

ではでは。

P.S 今日、初めて歳相応に見られた気が。
  やっぱ社会人の人には分かるものかなと。

2005年11月16日 (水)
 今日は学校で作業でした。

昨日は飲み会で酔って軽く仮眠後に書き換えようと思ってたら結局朝になって

今に至るという具合に。

昨日は久しぶりにいい感じに酔えました。

途中のウイスキーと焼酎ロックのイッキ飲みがきいたんでしょう。

酔った友人の話聞いたり、荷物を友人宅においてたのを取りに行く途中で車に

はねられたり、その相手を追いかけて楽しくお話してみたり、その後、普段吸わない

煙草を6、7本同時に1時間に20本ぐらいのペースで吸いながら酔った

友人の愚痴を聞きながらこっちも愚痴って見たりと久しぶりにハメはずしました。

おかげで昨日はいい夢見れました。

日頃の疲れやなんやかんやがたまっていたのかも。

 で、今日については普通に学校行って、来年所属になる研究室を見て回ったり、

絵描いたぐらいのもの。

今週はやらないとけない雑務が山積みで文章もどきに手が回らないのが痛いところ。

というわけでまた雑務に戻ります。

ではでは。

P.S 昨日のなんやかんやで風邪が治った模様。荒療治ってやつですか!?
2005年11月15日 (火)
あとでかきまーす
2005年11月14日 (月)
 今日は学校で仕事が無くて作業はあるけどテスト勉強優先な一日。

学校の授業での実験が終わってしまい、今週から研究室配属のための説明会が開かれ

る毎日。どこに行くかじっくり決めようと思います。前はどこに入ろうか決めていた

のですが興味の変化から特に行きたいところがなくどこでもいいと思うように。

明日の説明と飲み会での周囲の話から最終的に決めようと思っています。特に無けれ

ばもう行くところは決まってるのでそちへいこうかと。

 さてさて、今日は前日の予定通り、教授の部屋を友人と訪れて色々話してました。

題目は、『ニートとヒッキー』ってどうよ?

教授は68歳と人生経験豊富なのでそちらの観点からの話が聞けて参考になりまし

た。学生紛争時代でストライキに立ち向かったり、当時親分としてやってた人が今

どこぞの専門家のお偉いさんになっているかのちょっとした裏話がおもしろかったで

す。自分の知ってる別の教授が実はヘルメット被ってストライキしてたなんて思いも

よらずに笑いが止まりませんね。あと、話が大いに脱線して海外の小説や漫画のこと

なんかで賑わうなど楽しかったです。

 で、ブログ更新してる現在は、メールやメッセや電話のやり取りしながらのテスト

対策。『どこが出るのか』『どう答えればいいのか』共同戦線張ってます。

テスト時期の風物詩。

明日のテスト乗り切れば飲み会なので頑張っていきましょう。

ではでは。

P.S 朝自転車で学校行くと、授業中汗が冷えてめっちゃ寒い今日この頃
2005年11月13日 (日)
今日は特に何も無い一日でした。

体調悪いのはもうデフォルトってことで。

色塗りもそろそろ様になってきたと思うので一息。

明日はサークルの顧問で物知りの通称『ファーザー』と会って色々だべろうかと。

また来週は飲み会もあって楽しみとか思いながら動物奇想天外を見ながら更新中。

チーターのサバンナの立場って意外に低くてハイエナ以下らしいですね。

獲物横取りされるのが当たり前とか。

自然の世界は大変そう。

では、作業に復帰でも。

P.S トースター代わりに魚焼きグリルが役立ちます。
  ピザ焼きなんかに使ってみてはいががでしょう?
2005年11月12日 (土)
今日は学校で作業でした。

風邪が治ったといきこんで学校へ。

途中、ぽい人たちを見かけました。

ヘルメット被った、やけに細いタイヤの自転車にのったユニフォーム。

彼ら3人が縦隊を組んで結構な速さでロードワークをしていました。

私は、せっかくだからと彼らに紛れて最後尾を追走。

彼らはゆっくり走っていたのか十分ついていくことができました。

でも、病み上がりだったらしい私の体には辛かったのでしょう。

10分ちょっとの追走劇を終えて学校着いたとき、またもや咳が出るように。

無理が過ぎたのでしょうか?

それとも風邪薬飲むの止めたせいでしょうか?

今日はそんな日でした。

ではでは。

P.S そんなこんなで筋肉痛~
2005年11月11日 (金)
今日は学校で仕事で作業な一日。

昨日のブログに上げた内容を考えたり、次に書くこと考えたり、絵や文章を考えたり、

いつもとほとんど変わらない一日。

自分の学部とほとんど変わらないけど顔を出してる学科の授業で、研究室配属の説明

がありました。学科が違うのでその研究室に入ることは不可能なんですがずっと聞く

ハメに。大体70分ぐらい聞いてました。内容は知ってることも知らないことも多々

あって後学になるかと。

 あと、今日教え子に頼まれてた絵見せたところ、物凄くがっかりな顔されました。

教え子「うん、調子悪かったって事でこれでええよ」

教え子の友人に"失敗作"ってことで渡すという話に。

嗚呼、もっと上手くなりたいですわ。

そういうわけで今日はこの辺で。

ではでは。

P.S 風邪ぶり返し防止は風呂上りに気をつけろ!

2005年11月11日 (金)
ブログおよびmixiの整理中に発見した、未公開テキストをここに公開する。





これは、

◆【文章】久々の学校で(2005年ニートに対する考察1)【・w・日記から転載】(2005年11月10日)
http://sirimetu.blog90.fc2.com/blog-entry-493.html

に対する私的解答である。

○原因編 
 私が考える20年後の社会問題は、ニート、引きこもり人口増加に伴う諸問題です。労働力の減少、年金、その他の収入財源の回収が見込めなくなるだけでなく、彼らの子供の世代でも蛙の子は蛙というように悪循環が発生し、年を重ねるごとに国の機能が弱体化していき、最終的には国が成り立たなくなると思うからです。何故、このようなことになるか調べてみると3つのことが見えてきました。一つ目は。夢が無い子供の増加。二つ目は、夢を失った大人達。そして、三つ目は対人恐怖と失敗を恐れ何も出来ない人達です。ここで引きこもり、ニートについて考察してみます。前者は、学校や職場で誰からも相手にされない疎外感、いじめ、家庭内暴力の影響で、会う人全てが自分に対して敵意を持ちダメな人間だと思っているに違いないと決め付けてしまう被害妄想を持ってしまうことです。自分は何もできないダメ人間だと思い込む傾向が強く、いざ仕事や夢に対して前向きな行動に出ようとしても被害妄想による自己嫌悪と恐れが邪魔をしてしまい上手くいかず、症状が進行すると外が怖くて部屋から出ることができなくなる人達です。後者は、引きこもりとの合併症状かそうでないかによって分かれます。合併症状の場合は前向きに生きようとするポジティブとやはりダメだと思うネガティブの二つの思考のシーソーゲーム。その結果モチベーションが下がり、現状に甘んじてしまい勤労意欲を失う場合。非合併症状時は『何かやりたい』というよりも遊びたい、めんどくさい等の理由が先行。親の金や短期バイトの収入を使っての自転車操業でやりくりする刹那的な生き方をする場合と一度定職についた後、失敗やリストラで挫折し、職を失い活力を失った場合といった人達です。今回の小論文では一度人生に失敗してニート化したドロップアウト組ではなく、初めての定職にさえつけず燻ってしまう数度の失敗で人生諦めてしまう人間になる原因についてスポットを当てていきます。ニート、引きこもりのどちらにも共通して言えることは夢や働くことに意欲が無い、または弱いこと。何故、このようになってしまうかは現代社会の問題とも言える『情報の氾濫』と『家庭&学級崩壊』です。近年、ネットや携帯の普及で誰でも何歳でも何処にいても誰とでも話せ、様々な情報をやりとりできるようになりました。勉強や最新ニュースだけなら良いのですが年齢に相応しくないアダルトコンテツや違法まがいなことのやり方、出会い系、その他社会の裏側を知ることができます。夢や希望を胸に抱く小中高の時期に過激なことを知り、親や学校の先生等の大人が言ってることは嘘で固められたきれい事だと気づく。どんなに『勉強して、良い大学行って、良い仕事につけ』と言う大人そのものが大した存在じゃないと知ってしまいます。下げたくない頭を下げて、朝早から夜遅くサービス残業して、休日も不安定。そんなに頑張ってもらえる給料が手取りで月30万そこら。年収400万前後。諸所の必要経費を削っていくと一月の間に自由に出来るお金は2、3万足らず。普段、いくら口でえらそうなことを言っていても現実はその程度しか儲かって無い大人達。『才能が無ければ努力しろ』と言われても、世の中は『才能があってさらに努力するエリート』ばかり。日本は人口一人当たり800万の借金、年金、雇用、不景気、少子高齢化、環境等の問題山積み。遠くない未来に日本沈没間違いなし。こんなご時世で夢を持って頑張ることはバカらしい。テレビやネットで、夢を持たないニート、ヒッキー急増中と頻繁に取り上げられれば自分以外にも夢を持ってない人達がいるとの安心感。少子化核家族が多く、両親共働きで子供をかまう時間が少なく学校に子供の教育押し付け状態。過保護に陥り、ニートであっても、学校や社会に悪さしても親が金を出して甘やかし、この子は悪くないと庇う無菌培養。苦労を知らず、恐れを知らず、悪いことが何だか分からないヒッキー&ニート予備軍が完成。

○対策編

ニート、ヒッキー対策として現実的な手法は教育と家庭環境の改善です。
一応、非現実的な方法としてニート、ヒッキーと判断された時点で罰金、懲役を行い、酷い場合は処刑してしまう恐怖政治がありますが人権尊重、道徳、社会的見地から不可能でしょう。

同じ、先進国でニート、ヒッキー問題を抱えるイギリスでは、職業支援・教育のために国費が設けられていますが、日本は予算を考えようにも既に年金、国債、税金問題でそれどころでないはず。さらに統計学・行動学的視点で見ると、先進諸国や会社構造には次の様相が見られます。1割のエリート、6割の凡人、3割のミカン。どこの世界でも寝る間を惜しんで勉強し、働いているバリバリのエリートが国や会社を動かし、その下に6割の可もなく不可もなく働く人々、そして、仕事を頑張らない、やる気のないカビの生えた腐ったみかんで構成されています。もし、作業効率が上がらないからといってミカンをリストラするといけません。エリート1割、凡人6割で最初のうちは問題なく効率よく動きますが、凡人に異変が起きます。凡人の一部がミカン化してダメになってしまい、結果、元の割合に戻ってしまいます。またリストラを行った場合、また残った凡人の一部がみかん化という具合に悪循環を起こし、最終的に会社を運営する人員がいなくなり破綻してしまいます。このため、下手に切り捨ててしまうよりもみかんを残したまま、凡人がみかん化するのを防ぎながら「新人の流入量=完全に腐ったみかんのリストラ量」するのが得策です。

如何にみかん化しないようにするか。それは一文目に述べたように教育が大事です。

小さな頃から学校で夢というワクチンを与え続け、ニート&ヒッキーにならないように教育します。教師や親、大人が子供ともっと積極的に話し合える場を作り「教育は学校のものだから」や「躾けは家庭の問題」などと責任を擦り付け合たりマニュアル教育ではない自分の言葉と体験を用いた工夫ある教育をする必要があります。時には厳しく叱ることも辞さない態度が重要。生徒や子供を叱れない大人が増えている現在ですが今も昔も教師モノと呼ばれる漫画やドラマは高人気です。「金八先生」「GTO」「ごくせん」「女王の教室」等。教師が自分の立場や世間体などお構いなしに生徒と一緒に馬鹿やって泣いて、笑って、時には厳しい態度で接して行き過ぎたこともやってしまう。それでも全ては子供のためで親身になって非行に走らないように、社会で挫折しないように、大きな壁として子供達に立つ姿に共感する人は多いはずです。実際に視聴率の高さでも、子供や大人の「あんな先生がいるなら学校楽しいのに」と一度は口にしたことがある結果が全てを物語っています。

 戦後、高度経済成長が過ぎ、少子高齢化の時代になり、一人っ子も多くなり、子供を大事にするあまり、過保護の時代になりました。親や教師、大人の権威は失墜し、子供を本気で叱れる大人が減った今。子供が非行に走っても、注意してキレられて刺されるのが怖いからという大人ばかりの世の中。テレビやネットではそんな弱い大人のことばかりが目につき、うざい大人にはどうすればいいかのハウトゥまであるほど。結局、子供が夢を失しない、ニート&ヒッキーになってしまうのは大人達の頼りない背中を見て育った結果です。頼りない大人の説教なんて何の説得力もありません。では、どうしたら良いのか。それは簡単です。

「大人が尊敬できる大人になること」子供に対して深く、親身で接すること。そういった場を多く持つため、家庭では食事を共にして、今日学校であったことや会社であったことを話してみることが対策の第一歩となります。普段慣れないことかもしれませんが、昔はあったごく当たり前のこと。それでも難しいなら公共の集会で心理学者や教師、高齢者などを講師として意見を聞ける場を持つのもありです。
 今まで述べてきたことをまとめるならば「大人が変われば、子供も変わる。尊敬される大人になろう」かなり精神論が強い気がしますが、結局、人間最後に来るのは"心"。感情が無い機械とは違います。親身になって情熱を注ぐことで伝わるものがたくさんあり、それを助けるスローガンを政策に織り込み、マスメディアを通じて、そうすることがカッコいい。そうするのが「世間の常識だ」と言われるようになった時、ニート&ヒッキー問題、果てはそれを原因とする少年犯罪、その他の問題が無くなる時でしょう。



2005年11月10日 (木)
 今日は学校で仕事で作業な一日でした。

といっても、仕事から帰って雑務やってたらこんな時間でまだ作業には手をつけて

ませんが。ブログ書き終わったらやろうかと思ってます。今日のブログは半ば作業に

近いことも書くつもりなので悪しからず。

 それで今回の内容というのが自分の進路や学校の学部学科全く関係ないと思われる

分野について色々考えてました。ネタ率9割と抜かして就職活動始めたせいでもあり

ますが、

『20年後の日本が抱える問題って何よ? 今からどうすりゃ打開できるよ?』

ということについて考えないとならなくて。

このタイトルでにやっ、とした人もいるかもしれないですが。

きっとそうだと思いますが心に置いといてくださいませ。

授業中も授業そっちのけでプリント裏に殴り書いてました。抱えそうな問題として、

・高齢者問題
・少子化
・少年犯罪増加
・年金問題
・税金問題
・雇用問題
・ニート&ヒッキー
          ……etc

と簡単に浮かんだところで分野を絞って原因と打開策を考えました。

プリント裏に細かく書いた字でもかなり埋るほど。

こんなにたくさんあっても論文として提出できる量はたかが知れてるので、

項目を絞り込むことに。

というわけで、『ニート&ヒッキー問題』にスポットを当ててみました。

私の独断と偏見にまみれて固められた意見によると以下のようになってます。


●【ニートが起こる原因って何よ?】

ニートとは、俗に勤労できる歳であっても定職につこうとしない人々。



最近流行の言葉だから知ってる人も多いと思いますがかなりヤバめな社会問題。
何故、彼らが生まれるか原因を考えてみる。

・自分に向いてる仕事がわからない
・将来への不満  
・社会の不満  
・やる気が無い (他の原因によって)
・大人の甘やかし(すねかじりのみそっかす)
・叱られ不足  (少ないor親放任)
・情報環境の発達(歳に合わない情報を得る)※後に説明
・ヒッキー経験者
・遊びたい、楽をしたい
・挫折経験

【解説】
簡単に言うと『やる気が無い』の一言で終わらせることができますが、こうなる経緯を考える必要があります。というわけで以下模式。

①少年少女時代にネットや漫画、テレビ、マスコミで必要以上のことを知る
②そこで得たことを実践(良いことも悪いことも)
③悪いことをしても親放置
④常習になる(=若年犯罪多発)

②'知らなくていい情報で惑う(性、暴力、社会構造、世間の裏、犯罪方法)
 ※人間の汚れた部分をデリケートな思春期に知ってしまうことで子供が抱くはずの
  夢を失う。
  何故なら、子供の時に日本が借金800兆円してて国民一人が400万前後の借 金してたり、親や学校の先生がえらそうなことを言っても、あんなに一生懸命働いても、もらえる年収がたかが知れてる
  (今日友人と楽しく計算したら、自由に出来るお金が月2万とか出た。
                       ※また後日詳しくやるつもり)
  他にも、年金問題、高齢者問題、犯罪など自分達に待っている将来が余りにつまらない。絶望的内容ばかり、【希望は希薄な望み】(by友人)とはよくいったもの。ここで健全な子供が抱くはずの夢が消えてしまう。

③'夢がなければ、夢のために勉強するのもなくなるし、光の無い将来なら遊んで楽しくやったほうがいい。(=やる気轟沈)

⑤(※共通)鍍金がはがれた大人が子供を叱っても意味無し。
 ※子供の人権(かわいそう)だからと殴らない親や保身の先生、刺されるのが怖い他人。もし、叱っても口だけでは聞かない。既に情報で大人がどういうものかわかってるし、体罰無ければ全く懲りない。
  また、少子化による過保護&溺愛&親馬鹿のせいのスネかじりで子供は働かなくても遊び放題。お金が無くなれば親から貰う。
  それでも足りなければ、短期バイトで食いつなぐ。または"情報環境"で得た方法
  (非合法な強盗、窃盗、薬、詐欺、売春など)で儲ける。

⑥(※共通)その情報がネットやマスコミで流れる。

⑦(※共通)"情報環境"で得たニート予備軍が知り増長。
 ※知ることにより犯罪方法を学び、逃げ方を知り、大人の対処法を覚え、自分以外
  にも同じことをする仲間がいると安心感を持つ。

⑧新たなニートを生む悪循環。

①"仕事で失敗。
 ※就職したばかりの若者の場合、過保護の温床で育ったため社会に出て遭遇する
  敵(上司、客、同僚)に打ちのめされる。
  中年の場合、リストラor経営破綻など。

②"やる気喪失。
 一度or度重なる失敗でやる気がなくなる。

③予想通りの悪循環発生でニートになる。


●ここでヒッキーも説明。

ヒッキー(=引きこもり)とは、家(特に自室)に閉じこもり外界から隔離された環境での生活を好み、対人恐怖を持つ場合が多い。

・対人恐怖(いじめ、家庭内暴力、挫折)
・社会の不満(ニートの項目と≒)
・将来の不安(ほぼ同上)
・大人の甘やかし(ニートの項目と同じ)
・希薄な人間関係(簡単に裏切る、親身にならない、金と建前の体面上のもの)
・情報の氾濫(ニートの項目と同じ)
・ゲームやアニメにはまる(ニートにもこの傾向があるが、ヒッキーのほうが強い)

以上の項目が原因と考えられる。ニートの項目と同じように原因となる流れの模式
を下に示す。

①少年少女時代に"情報環境"により社会構造を知る。(ニートのところと同じ)
②希望と夢を失い、社会に絶望。楽な道を選ぶ。
③親過保護で甘やかす、ヒッキー悪化。

①'対人恐怖発生
 ※いじめ、家庭内暴力、対人関係不具合などにより自分がその場に入ってもいいか
  わからないor苦痛。その場に戻ると再び同じような目にあうのではないかという
  なかば刷る込みに近い状況(≒被害妄想)により人と上手く話せない。人に合う
  と動機が激しくなる、気分が悪くなるなど。一度かかると中々克服できず慢性化
  し、対人恐怖として定着。

②家を出れないヒッキーになる。

③’アニメやゲーム、マンガなど(仮想現実)にはまる。
 ※これらは現実とは違い、『こうあって欲しい』という根本(=楽しませる≒楽しいもの)のため、"情報環境"と対人恐怖により知ってしまったつまらない現実より格段に楽しく、理想が歌われ、それがコンセプトとなっているため居心地が良い。だから、それにはまり、依存し、抜け出せなくなる。
   もし、これらのモノにはまらない場合、精神状態が保てず鬱になり自殺を図る
  と考えられる。仮想現実にはまりながらもそれに感化され自分ももしかしたらな
  んとかできる(電車男効果など)のおかげで立ち直る傾向もあるが、対人恐怖と
  言う巨大な足枷のため再びヒッキーに舞い戻り、仮想現実に身を委ねる。力の無い自分に対して憤りを感じながら鬱を感じながら生活。さらに堕ちると自殺へ。

④'親過保護で増長。
 ※食事、住居、服、光熱費etcを与えるため、ヒッキーでも生存可能と味を占める。
  親、意を決して注意するも、"情報環境"で知った大人のしょぼさのため効果なし。
  親を親とも思わない行動(殴る、蹴る、暴言)を振るい、親、次第にあきらめ放置するようになる。

⑤'ヒッキー悪化。

⑥(※共通)ヒッキー問題が"情報環境"によって広まる。
 ※ニートの項目と同様に、自分以外の他人もいることを知り安心感を持つ。

⑦ヒッキー増加の悪循環。


ニート、ヒッキーについて以上な原因が考えられる。

【まとめ・要約】
少子化、過保護、情報の氾濫で温床ができる。

【ニートとヒッキーのちがいは?】
ニート……やる気無い
ヒッキー……やる気あっても対人恐怖。次第にやる気無くす(=ニート化)

【ニートが先か? ヒッキーが先か?】
ニートとヒッキーを兼業してる人が多いと思う。
ヒッキーからニートになる図式は上で書いたので略。
ニートからヒッキーになるのは、やる気の無さによる『家を出るのも面倒』、『インドア派ニート』となっている。
ニート兼ヒッキーを改善するのは難しい。



とまぁ、色々述べましたが、両者の原因もろもろはこんなところかと。
昔からその気の人は結構居たと思いますが、"情報環境"が今ほど発達してなかったため知られていなかったのと、他の問題(少子化、高齢化、税金etc)が絡んできます。問題は連鎖し、悪循環になるものなので改革には全部まとめてやっていく必要がありそうです。

今日は長くなったのと、他の作業もあるのでこの辺で。

他問題との背景、打開策についてはまた後日。

ではでは。

P.S 今日はこれらの内容で友人と盛り上がってました。
  生徒に『先生、すんごいイキイキしてうれしそうに話すね』とか言われるほど。
  悲しい現実だけど、だからこそ楽しいってのも現実。


追記

◆【文章】ニート&ヒッキーについて(2005年ニートに対する考察完結編)【未公開テキスト】
http://sirimetu.blog90.fc2.com/blog-entry-930.html
自分なりの考察をまとめました。


2005年11月09日 (水)
今日は前日の通り休みで家で作業とかごろごろしてました。

学校が無いとやっぱりネタないのか微妙な一日。

作業の絵のほうは塗りがさっぱり。

髪の塗りや服の塗りなどの影付け、ハイライトがへぼすぎて挫折気味。

やっぱ、絵のほうは向いて無いのかとりあえずがんばれってかんじの今日この頃。

やっぱ文章書いてるほうが自分にはあってるのかも。

といってもかなりのスローペースで文章も書いてる今日この頃。

スローペースで絵描いて、文章書くのがこれからのスタイルになるのかも。

絵のほうはともかくとして文章のほうはもっと上手くなりたいです。

書き始めたものもまだまだ序章で3日坊主にならないようっと、

ではでは。

P.S 久しぶりの友人に会いました。仕事がんばってるとか。
  
2005年11月09日 (水)
薄暗いコンクリート張りで味気ない廊下、けして広くない幅のそこに白いローブの人影が2人立っている。

剥き出しの電球に照らされた彼らの手には鈍く光る長い棒が握られて先には幾つもの棘がついている。

いわゆる、鈍器というやつか手軽なもので言えば釘バットの金属版みたいなものだ。



「お帰りなさいませ教祖様!」



白いローブ達が姿勢を正す。



「おお、神の子達よ。今日も勤めご苦労」



教祖は無駄に慇懃に振舞い彼らに声をかけると、白いローブ達は教祖に道を開く。

その先には、鉄で出来た頑丈な扉。いくつもの鍵穴という穴。鎖や南京錠、複合式ロックやで何十にもロックされている。

教祖は服から鍵の束を出すとその全てに鍵を刺し入れる。



ひとつ……またひとつ……。



電球の周りを飛ぶ羽虫が電球にぶつかり、じゅ、っという音が微かに聞こえる中、鍵と穴が擦れ合う音が響く。

穴の全てに鍵を刺し終えた教祖は一息の呼吸の後に口を開く。



「天に召します我らが神よ。我は代弁者。我が言葉はあなたのもの。

我が行いはあなたのもの。我に今日も予言を与え賜え」



教祖の高くも低くも無いがよく通る声がコンクリートの壁に反射し、消える。



『声紋照合完了。パスワード認証。ロック解除』



無機質な音。『あいうえお』の単純な棒読みを組み合わせた抑揚の無い機械音声。

神聖な神を奉る奇跡の宗教団体には似つかわしくない。

モーターの駆動を伴う振動の響きと共に扉が開く。

扉の中心に描かれた太陽の輪の縁を彩る紅炎の軌跡を辿り上下左右に扉が開く。



「神の子達よ、もう下がっても良いぞ。明日に備えて養生せよ」



教祖は見張りにそう言うと踵を返す。



「ああ、明日に備えて養生してもらうぜ」



突然、白いローブが翻り、見張りの男は扉を越え中に入ろうとする教祖に飛び掛る。



「くっ、一体何の真似ですか!?」



教祖は驚いて見張りを引き剥がしにかかると男の力は弱く簡単に離れた。

いや、離れたというより力なく床に崩れたというべきか。

教祖が床に男を見ると、襲ってきた男は既に気絶している。理解できないとばかりの表情で彼がもう1人の見張りに眼を向ける。



「やぁ、教祖様。今日もお勤めご苦労様」



もう1人の白いローブの男の顔は被っているそれのせいでよく見えないが彼の声は酷く嫌味に聞こえた。



「い、いったい何だというのですか!?」



教祖の酷く上ずった声が滑稽だ。

ふてぶてしく出っ張った腹が可笑しく動くのがそれをさらに強調する。



「ああ、簡単なことさ。それ見たらわかるだろ?」



白いローブの見張りが先ほど教祖に掴みかかった男を指差す。

指に見えた黒いものが実は指ではなく銃口だということに教祖は気づいたかどうか。

教祖は青い顔でこちらに銃を向けた男の促すほうに恐る恐る眼をやる。



「なんという罪深いことを……」



掴みかかった男の白いローブに黒めいた色が徐々に広がっているのが分かる。

先ほどからやたらと手にまとわりつく生暖かいものが彼の血であると瞬時に理解し背筋が凍る。

改めて銃口を向けられていることが何を意味するか頭に浮かぶ。



「な、な、な、何が、あなたの、の、の、望みですか!?」



「そんなに怖がるなよ。いい歳して教祖様ってことで美味しい思いしてきたんだろ? 何、簡単なことさ」



これから自分がどういう眼に会うか、この裏の世界で生きている人間にはわかることだろう。

いや、"普通"の生活をしているヤツでもわかることか。

わかったところでどうなるでもないことだ。もっと堂々とその瞬間を待てばいいものを。

銃を向ける男は怯える教祖の胸倉を掴み、無理やり起こす。

教祖の手についた赤い血が床に滴り、男の白いローブに赤い斑点をつけるが男は気にした様子もなく部屋へと教祖を投げ込む。

教祖はまるでぬいぐるみのように軽く宙を飛び、部屋にあるいくつものハードカバーが入った本棚にぶつかり苦鳴を上げる。

ぶつかった時の衝撃で本が零れ落ち、床に散乱する。教団で使う教本だろうか。



「ほぅ、結構、いい部屋だな。やっぱここを作った金も寄付ってやつか? 裏金とかの」



「何を言っているのかさっぱりわかりません。

あなたは一体何だというのですか? そのような物騒な物を向けて」



教祖の問いかけが馬鹿らしいとばかりに男は肩で笑う。



「はっ、自覚無いんだな。それとも知っててそうやってられるのか? 

お前が一体これまでどんなことやってきたか」



男はそう言うと、教祖に紙の束を投げつける。

ばさっ、という音を立てて紙が宙を舞い辺りに散らばる。



「こ、こっこれは……」



教祖が紙に眼をやると、それは政治家の献金や各界の権力者とのやり取りを綴った裏帳簿の数々。



「まぁ、こんなのがあろうと無かろうと俺がここにいるってだけで十分だ」
 


男はそういうと白いローブのフードを拭い顔を顕にする。黒髪に短髪の男。



「――お、お、お前は……霜咲! 死神が一体、私になんのようだ!?」



「へぇ、俺の顔を知ってるってのは中々の通だな、あんた。ならわかってるだろ? てめぇの価値、教えに来たぜ」



霜咲と呼ばれた男は、銃を持たない手でフードの中をごそごそやるとタバコを取り出し火をつける。

すると、直ぐに紫煙の香りが部屋に広がる。



「い、いったい誰の差し金だ! 

私の値段なんてお前に決められるわけ無いだろうが。

大体私に手を出してみろ?

直ぐに私のコネでお前に日の目を浴びさせない、

いや……直ぐにでも海に沈んむことになるぞ」



教祖が凄んでみせる。

さっきのとぼけっぷりと怯えっぷりが演技であるかのような豹変具合で可笑しい。人は死に際になるとこうも開き直るものか。

まぁ、いつものことだから別に気にしたことじゃない。

この手の悪党は決まって悪あがきするものだ。

逆に今まさに死に直面して何一つ変わらないヤツのほうが霜咲にとっては理解し難いが。



「――いつまでもすっとぼけてればいいものを。

順に答えてやるのも義理ってやつだ。俺の雇い主はもうこの世にいねぇ」



「ん? どういうことだ……」



教祖が怪訝な顔で睨むが気にせず続ける。



「今残ってるのは金と契約だな。そいつがお前に値をつけて俺に殺れって依頼した。

当の本人は金策に困って保険をたらふくかけて死んでたな。

自分が死ぬことになってもお前を殺したかったなんて相当きてたんだろう。

お前が今までやった行いの成せる業ってやつだ」



「わ、私には身に覚えが無いことだ。

恨まれるなんてことは特に……ひっ!?」



霜咲が部屋にあった椅子を教祖に向けて蹴飛り飛ばすと、教祖に勢いよくぶつかったそれはばきっ、という音を上げて砕ける。

椅子が直撃した教祖の二重顎にぱっくりと切れ目が入りそこから血が滴る。



「痛いか? さっきから言ってるが俺がここにいるってことで十分だ。

お前が死ぬってことに変わりはねぇ。それが俺の仕事だ」



「ま、待ってくれ! 私の値段って一体いくらだ? 言ってくれないか? その倍……いや3倍出す! な? それで見逃してくれ」



教祖は顎を押さえながら血を零して哀願する。

いい歳の割りに眼が涙目だってことが霜咲の笑いを誘う。



「――1億」



「へっ? 今なんて……」



霜咲は、何も無い中空へと紫煙を吐き出しぼそっ、と言い、それが聞こえなかったかのように教祖が眼を開く。



「1億。それがてめぇの価値だ」



それを聞くと、教祖が肩を震わす。

最初は小刻みに、そして、次第に激しく揺らし声が響く。それは笑い声。

これでもかと言うぐらい可笑しいとばかりの馬鹿笑いが部屋に響く。



「1億!? 

たったそれだけの額が私の値段だって? 

わ、笑いが止まらない」



霜咲は教祖の笑いに眉を顰める。

大体この手の輩が何をいいたいか見当がつくが敢えて聞くとする。



「何がそんなに可笑しい? 気でも狂ったか?」



「はは、ははは……な、何がってそんな額の2倍や3倍……いや10倍の額だって私には出せる。

私にはその価値がある!

この国を裏で操っているのは私だ。

全てではないにしろ、この国を裏で牛耳っている連中に口添えするのはこの神の代弁者である私、"杉村秀平"だ。

私がいるからこそ今のこの国があるんだ。

政府も都市も企業! 

そんな私が一声かければその位の額簡単に集まるぞ? 

さらにお前がこれから成すどんなことをしても手に入らない金と地位を与えてもいい。

私直属の殺し屋にならないか? 霜咲廣威!!」



教祖は1人熱弁を振るう。

眼は金と権力欲が入り混じった狂気を帯び、この手の輩独特の危険な威厳がある。

誰しも彼の立場に裏打ちされた恫喝にも強要にも取れる権力者の言葉を聞けば頭を下げて従うしかない。

残念ながら霜咲もその例外ではないようだ。

教祖の台詞を聞き終わると煙草をふかしながらしばしの沈黙の後、口を開いた。



「へぇ、じゃあ金払ってもらおうか」



教祖は、霜咲の答えを聞くと、笑いが止まらないといわんばかりに体を大にして笑う。



「ふははは、お前はものわかりがいい! 

それでこそ人間だ。力無き愚民は、我ら力有る権力者である神の前にひれ伏せばいい!

いくら欲しい? 2億か、3億か……10億か? ん?」



教祖はもはや零れる笑いを止めようとせずに本棚を頼りに起き上がり、彼の机に向かう。

そして、引き出しから小切手を出し、巨大なダイヤが埋め込まれた万年筆で右手に持つと器用に回し始める。



「うーん、そうだな……」



霜咲は煙草をふかしながら頭を掻きながら、教祖に近づく。



「おっと、それ以上動くんじゃない! 私はまだお前を信用しておらん! その手に持っている銃を捨てろ!」



「ん? ああ、こりゃ悪い。忘れてた。どうも癖でな。相手に向けてることが当たり前だからな」



霜咲は悪びれた様子も無く銃をくるくる回すと教祖に放り投げる。

一瞬、教祖はびくっとするが銃に安全装置がかかっているのを確認するとほっとした顔で霜咲を睨む。



「おいおい、いきなり危ないじゃないか。で、いくら欲しいんだ?」




「何、はした金さ。あんたにとってはな」



霜咲が一歩近づく。



「おい! 止まれ! 私はまだお前を信用していない! 止まるんだ!」



教祖がさっき霜咲に投げられた銃を握る。勿論、安全装置を外して。



「教祖様、そんなに怯えることないだろ? 俺が欲しいものをあんたに言うだけだ。何、ここからじゃ遠いだろ?

俺のこと信用ならないってのは分かるが、俺もあんたが信用なら無い。

先に俺が譲歩して銃を渡してやったんだ、俺が近づくのは別にいいじゃないか? 

少しでも怪しいと思えばそれで撃てばいい。それだけだろ?」



教祖は、馬鹿なのかあっさりと信用してしまう。

裏の業界での"金の死神"と呼ばれた霜咲に対して下手なことをやれば殺されると知っているからかもしれない。

それだけ霜咲はやっかいな相手なのだろう。

息を詰めた教祖が荒い呼吸の中、瞬きをし、ふと眼を離したとき霜咲が目の前から消えていた。

教祖は、血の気が引き、全身が総毛立つのを感じた。



「最初に言ったろ? 教祖様。俺が欲しいのは……」



教祖は感じた。自分の後頭部、特に首の付け根の上付近、延髄の位置が酷く圧迫されるのを。万力で締め上げるかのように痛みが走る。

あまりの激痛に歯を食いしばり抵抗する。



「――あんたの命さ」



霜咲が少し感慨深げなニュアンスで核心を言う。初めからわかっていたことだが、改めて言われると再び恐怖がこみ上げる。

先ほどまで金で動くと思っていた人間が今まさに自分を殺そうとしていることに教祖は必死で抵抗しようとするが体が動かない。

極度の緊張に寄るものか。これが蛇に睨まれた蛙と言うやつか、口が何度も金魚のようにぱくぱく、と痙攣するが声にならない。



「どうだ? 教祖様。

助かると思った矢先に再び殺されるってのは? 

我慢ぎりぎりまで水中で息を止めていた後に顔を出して呼吸できるって思ったときに頭を水ん中に叩き入れられるみたいで苦しいだろう? 

人間、上げて下ろされると悲しいもんだ。

特に生死が絡んだ時なんて最低な気分だろ?」



霜咲が教祖の銃を持つ手ごと掴み、銃口を教祖の口の中につっこむ。



「なぁ、教祖様。さっきから銃を撃ちたがってるようだが、人間緊張が過ぎると思うように体が動かなくなるもんだ。

なんて現象か忘れたが、緊張が緩むと大丈夫らしいぞ。試してみるか?」 



教祖が涙目で首を振ろうとし、口をもごもご、と動かそうとするがやはり痙攣が酷く動かない。

教祖が言いたいことの代わりに霜咲が続ける。



「ふぅ……金で払えばなんとかなるって思ってるてめぇらなんかに生きる価値なんてあると思ってるのか? 

俺が金で動くのはあくまで俺の価値観だ。

例え、お前ら標的が依頼額の何倍金積もうとな、俺には興味無ぇ」



霜咲は、ふぅ、と紫煙を吐き出す。



「――てめぇらみたいな人間のクズのため金払ってくれるヤツに感謝しな」



ぱんっ、と軽い音が部屋に響く。銃撃音ではなく、銃が暴発した音。

教祖が銃を撃とうが撃たまいがいずれこうなること。

もしも、彼が銃を撃っていたなら暴発するように霜咲は細工していたのでもっと寿命が短かっただろう。

教祖のやたらとごてごてした悪趣味な衣装の上、月と太陽のごてごてしたデザインの頭飾りを乗せた頭はもはや無い。

白いどろどろとした脳漿と頭部を形成していた紅い肉片が入り混じったものが辺りにこびりつく。

霜咲は、それがべっとり、とついたもう白くないローブを脱ぎ捨て、懐から金のきめ細かいラインの入った懐中時計を出す。



「ちっ、無駄口が過ぎたか。

どうせ死ぬヤツに何話しても意味無いが……殺す側の義務だからな」



霜咲は根元まで煙草を吸うと床に投げ捨てた。



それに合わせるようにこつ、と何かが擦れる音がした。



「――まだ何かいるようだな」



霜咲は懐から煙草を出すと面白くもなさそうに火をつけた。

  To be continued……
2005年11月08日 (火)
今日は例によって学校は休みだったので一日ごろごろやりながら作業やりながら

午後から友人宅へ出かけて共同作業といってました。

昨日は大丈夫調子良くなって病み上がりだから念のため一日安静にしていて

今日は大丈夫だろうと自転車で友人宅まで行きましたが、予想外に風邪と風が強くて

30分足らずの道のりが1時間かかりました。途中ショートカット失敗したのも痛い

です。到着してみて思ったんですが、私も相手もさらに途中で増えた友人も風邪治っ

てませんね……

私がうつした風邪はかなりの強敵の模様。いつまでこの風邪は続くんでしょうか。

 で、作業内容に関しては、「安く、高く」

このコンセプトを基に企画が起動中。

ゲーム製作ぽしゃってその前後でどうするか悩んで話してた結果、ネタで企画。

で、今日実際に動き出すことに。

というわけで、絵描いてました。

前回の制作でもその他のところでも絵については早々に見切りとつけて文転して

物書きもどきでやっている今日この頃ですが、少しだけ絵も描くことに。

「安く、高く」のコンセプトを元に頑張っていこうと思います。

安く作って、高く売る。

そいうわけで完成が近づいた時、何かしらのアクションをとると思います。

ゲーム制作がぽしゃったあの時、またはその半ばを境に手段を選ばない方面に走りつつ

ある自分をここで改めて書いてみます。

それでは、張り切っていってみようかと。

ではでは。

P.S 『錬金術なんてこの世になくてあるのは科学だけ』って通説がありますが、
  
  絵描きと文書きなどの技術があれば紙からお金は作れますね。
2005年11月07日 (月)
今日は学校の教授陣が入試のことでどたつくので休みでした。

こんな休みが水曜まで続くのでその時間で絵なり文なり学問なりの強化といこうかと

『週の初めの月曜日』とたまにテレビで聞くことがありますが、

カレンダーでは週の初めって日曜日になってるような気が。

私としては週初めは月曜日なのですが、これは学校や仕事が始まる週初めって

いう昔からの習慣が強いせいだと思います。

日曜日のサザエさんを見ていて、あれを見ると『週の終わり=休みの終わり』と

感じたもの。

どこぞの話ではサザエさんの視聴率に反比例して株価が変動するとか。

自分じゃ統計とったことないので確認しようがないですが気になる話。

株始める資金が溜ったら調べたいところ。

 先に書いたように学校も無くて家出たのが立ち読みぐらいなものでネタが特にない

です。体調悪くて寝てばっかりいたせいもありますが、いつもどおり小説読みながら

ごろごろやって今ブログ書いて、これからなんか作業やろうかってところです。

そういうわけで作業といきます。

ではでは。

P.S 夢で見た内容がかなり面白いことがありますが眼が覚めると忘れていることが
  多くて勿体無い気が。前も書いた気がしますが夢を見てて途中起きても寝ること  その続きを見れるって能力もっと生かしきりたいものです。
2005年11月07日 (月)
い服装の裾まで長い服を着た人が多数居る。

ローブというものかファンタジー世界でよく魔法使いや司祭なんかが着ているローブといった類のもの。それを頭から被った何百人もの人がいくつもの照明で様々な色で照らされたスモークがもうもう、と漂う。

一見、ディスコスペースのようだが天井は高く、部屋は広い。
アロマの一種か甘くとろみを帯びた柔らかい香りで満たされ現実から一脱する夢へと誘うかのような不思議な熱気に包まれている。

人々はスペースの中央ステージ辺りで大げさなアクションで演説をする禿頭の中年に憧れと畏怖の眼差しを贈る。これ見よがしに金と宝石の豪華な装飾を施した司祭服に身を包み権威を見せ付けているかのようだ。



『―――――みなさん、神の愛は無限なのです。


 今あなた達が今のような状況にあるのは神とその子である私達を陥れようとする悪


魔のせいなのです!』





場内に司祭の言葉がこだまする。信者であろう白ローブ達は頷いたり、その通りだと口にする。


俺こと"霜咲廣威"はうんざり顔でその群集の中に居る。

仕事とはいえこんな悪ノリした連中と一緒にいるのは勘弁だ。
何が楽しくてこんな世迷言を聞かなければならないのか。他人が何を信じて何を心の支えにするのか文句を言う義理は無いが俺からすれば馬鹿げてる。





【神様に頼らないと自分のやることも決められない】




こんなの誰かに命令されて動く機械となんら変わりない。俺は自分が人間だと思ってる。何が正しくて、何が悪いのか。何に腹を立てて、何が嬉しいのか。"世間の基準"からずれているかもしれない。


でも、俺は"俺の基準"を持って生きている。自分が自分であると誇れるように。



『―――――それでは長くなりましたが、教祖様のご登場です』



禿頭の司祭は手で合図を送り、一歩後ろに下がる。彼の手が指し示す辺りにスポットが当たる。濃いスモークの中から人影が顕になり像を結ぶ。

月と太陽を象ったルネッサンス時代の絵画をそのまま冠にしたような造形を頭に乗せ、金や銀、数多の光を放つ無数の宝石を白いローブのあちこちに埋め込んだ豪華な井出達の男。

写真で見たうろ覚えの記憶の通り、ふてぶてしく太った二重顎の悪趣味な下衆な印象を与えてくれる。これの何処が教祖なんだか。
もっと馬鹿らしく顎髭でも伸ばしていればいいのだが、あいにくコイツはちょび髭だ。

今回の標的、この宗教団体の教祖だ。



今回の仕事は【この教祖を殺ること】



この仕事をよこした仲介屋の"佐奈"の説明はあまり当てにならないから毎度彼女からの仕事の標的の情報は自分で調べることにしている。

一度彼女の言う情報をあてにして死にかけたことがあった。

今の仕事を始めてからもう随分になるが本気で死にかけたのはのあの時限り。
今でも時折夢に出てくる悪夢のような仕事だった。



で、今回の俺に仕事の相手というのは今注目の教祖様だ。
ありがたい彼が言うには



【神の愛は無限です。


 人は幸せになるべきなのです。



 そのためには慈愛の心を持って隣人を愛しなさい。



 例え、肉親を殺した罪人でさえ愛を持って接しなさい。


 
 さすればその真心が伝わり改心するでしょう。



 憎しみからは何も生まれません。



 人や物を愛することが人が幸せに生きるための本願です。



 私は神より使わされた現人神。



 いわば神の子であり、神の化身。



 神の神聖な言葉を代弁する預言者。



 しかし、私は神である一方、皆さんと同じ人間でもあります。



 あなた達の苦しみや悲しみ、妬みや憎悪、
激しい負の感情を受け、四肢が千切れ飛びそうになることも多々。



 神は悲しんでいらっしゃいます。



 私の言葉は神が申されることと全く同義。



 神の御心の赴くままに私の口は言葉を紡ぎ、
私が視たもの、聞いたもの、感じたものはそのまま神がそうなさいます。



 あなた達の行いは私を通して神が知覚なさいます。



 あなた方の行いに応じてあなた方の生を祝福します。



 哀れな子羊達の進む道に幸多からんことを―――――】
 
そんな何処の宗教家や夢想家が言うような極ありふれたことをテレビやマスコミやこの会場で演説する。

使い古された苔の生えたベタな話でもコイツが書く本は何処にでもいるだろうコイツの信者のおかげでベストセラー。

最初は信者による『サクラ』のおかげで人気があるように見せかけ、"宣伝"することで知名度を挙げ、何も知らないパンピーが【ネタ目的】や【流行に乗り遅れる】の嫌って本を買ったり、はやし立てたりと担ぎ上げるものだからそれがさらに"宣伝"になって知名度を上げる。

知名度が上がるとまた知らない人が……と連鎖していき"世間の常識の存在"になる。



【中身の無いとるに足らない虚像でも世間が囃せば実像となる】



まさにこの言葉の通り、特に何の変哲もない宗教団体の教祖は今やこの国では"知らない人は少数派"と言うレッテルを張られかねない"世間の常識"だ。

最初はネタ目的だった人も信者やたまたま教祖の言っていることを実践して幸せになれたラッキーマン達が周りで騒げばそれが正しいと思い始める。

例え、ネタ目的で教祖がインチキ臭いと勘ぐっていたとしても周りが『正しい』と言って教祖を正当化すればするほど自分が正しいのか疑うようになる。

どっかの哲学者か研究者が言っていた定理にあったが周りから否定され続ければ



【黒いものも白かもしれないと疑うようになる】



まさに、その通り。この教祖はそれの体現といって良い例だ。


【有名=えらいorすごい】の方程式の名の下に人気が人気を呼んで信者の数は計り知れない。

彼を妄信する信者はパンピーだけには留まらず、政治家や各界の権力者との黒い関係
も手伝って裏の世界でもかなり顔が利く。何かあれば彼らは自分達の行うことについてどうしたらいいかこの教祖に占ってもらうほど。

何の霊感も無い(?)教祖に高い金払って占ってもらったところで彼らの素晴らしい未来が水晶玉やらタロット映ることはないだろうが世の中はよく出来ている。

これだけ有名で各界に信者を持つ教祖様なら思い通りに彼らの未来を素晴らしいものに出来る。過疎地に道が欲しければその手の政治家や土建集団に金を包み、選挙で勝ちたければ、信者を使って投票させ、彼らの身内が犯罪を起こしたならば警察の重役に一声かけるなり圧力をかけるなりしてうやむやにもみ消してしまえば良い。


教祖にお願い(お布施を払う)すれば素晴らしい未来が待っているというのは本当だろう。



【金を払った分だけ幸せにしてくれる】



表では良い面をして慈愛慈善を謡っているが一枚捲って腹の中を見ればこんなもの。


未来予知などの予言の霊能力なんて本当にあるか怪しいシックスセンスに頼らなくてもそんな力はもっと現実的に手に入る。



【金と広告】



これで思い通りの展開に持っていける。【あたかも予言しているかのように】馬鹿馬鹿しい権力者の独りよがり妄想もパンピーの夢や幸せも叶えてやれる。

『あなたはこうすれば幸せになる』と適当なことを言ってそれをしたらそうなるよ
うに周囲に根を回し、圧力かける。信者がそうしたら本当に物事が上手くいくように。あたかも予言の通り幸せになったように演じる。


"『サクラ』の環境版"だと思えば良い。


普通、『サクラ』はインチキ業者が"見かけ上"商売が上手くいっているように見せるための模範的客だ。怪しい品でも大枚はたいて買ってくれるし、カジノで大当たりを連発してぼろ儲けできるよう演じ、パンピーにも【もしかして俺が買えば(やれば)いいことあるんじゃないか?】という気を起こさせる存在。それが『サクラ』だ。

教祖が使っている手口はその『サクラ』が人一人か二人程度のものではなく、数十人もしくは数グループの企業、いや一つの都市といったらいいかとにかく巨大なものだ。

これがグルになってパンピーを"幸せ"にしてくれるのだからまさに"予言"通り、教祖は超能力を持っている偉大な存在だと思うのは当然だ。

騙されているとも知れず。予言が何でも実現してしまう教祖様が『神の愛をより皆に広めるために教団にささやかな寄付を!』と言えばしない信者がいるはずは無い。

"予言"のタネを知っている権力者も何も知らずに妄信する信者も喜んでお布施を払うだろう。金だろうと、家であろうと、土地であろうと、人であろうと……教祖が望むもの全て渡すはずだ。



【恋は盲目】



とはよく言ったもの教祖の"力"に恋した信者達は周りが見えなくなる。

何が正しく、何が悪いのか。自分が持つ価値観で行動しているのだろうが、教祖様のありがたい"教え"による価値観の強要に気づかず、受け入れる。

そして、それが正しいと胸に信じて行動する。例え、傍から見れば狂気や奇行としか思えないことでも彼ら狂信者にとっては"聖行"だ。

自爆テロなんてのはまさにそのいい例だ。
普通の人から見れば【大切な命をそんな風に使うなんて馬鹿げている】なんて上辺で固めて内心は【人のために死んで何になる?】とドライな感情を持つ。

俺も大同小異でそれに賛成。

歴史に名前を刻んでも大切な人を守ったとしてもその場限り。
【誰かが覚えてくれればいい】【大切な人やものを守りたい】なんて言う輩も居るがそれは各々の自己満足。結果として残るのはその"一時の素晴らしい思い出"として何かを残す程度。当事者達もいずれ記憶の片隅へと風化させる虚しい記憶だけだ。

『それでもかまわない』という輩はもう勝手にやってくれ。俺はそういうのはちょっとわからないので勘弁。人のために死にたいやつは勝手に死んでくれ。俺は特に止めないし、その権利も義務も無いし義理も無い。

結局、狂信者も熱愛者も崇拝するものは違うにしても何かを守りたいということは変わらないのか。

どっちが正しいか、なんてのは当事者の価値観でしか判断のつけようが無い。
どっちも彼らの色眼鏡ごしに見た世界が真実。相手が見ている世界は、相手の色眼鏡ごしじゃないとその真価が分からない。

だから、一方的に正しいと決めることは出来ない。まぁ、俺は人のために死ぬってのは馬鹿げてると思うが。

教祖のクソ長ったらしい演説が続く中、そんなことを考えながら聞いていた。

どこぞの三文小説でも読んでいたほうがマシな偽善と利己が見え隠れするつまらない単語の羅列。

結局ここにいる信者連中は自分で自分の行く末も決められない、誰かにやることを決めてもらいたいヤツばかり。




「命令(指示)待ちのヤツなんて人間って言えるのか?」




俺は無意識に呟き、怪しいエキゾチック系トランスが混じるBGMの中、クソつまらない演説を聞く。幻覚催眠効果のありそうなアロマの香りと睡魔に意識が時々負けそうになりながら懐から煙草を出す。


そうしようと思ったが生憎、白ローブに着替えた時に忘れてきたようだ。




「意思の無いやつなんて機械や犬っころと同じだろ」



俺は苛立ちで舌打ちした。



  To be continued……
2005年11月06日 (日)
今日は学校も作業も特になく家でごろごろしてました。

雨降ってて憂鬱な気分。

前々から週末はゲーセン行こうかなと思ってる矢先の雨天。

憂鬱極まりないこの状況。

普段からがっこも仕事も休まない私ですが、

高校時代に休んだ二日は全部雨というほど雨の日の外出がイヤな性分。

ついでに体調が悪いときたもんだ。

友人とメッセで会話した後、結局ゲーセンに行くことになりましたが。

外出時は雨が何故か止む特殊能力があるのか自転車乗った行き帰りは雨降りません

でした。なんか雨が降るのにそんな時は結構運が良い感じ。

今日はカクゲーでも、カクゲーの大会でも惨敗でしたが、雨の日のつかの間の晴れ

具合が好きです。大体こんなときはいいことが起こる気がしますから。少なくとも

悪いことはあまりないですし。

 で、カクゲーとその大会。

もう今回書くこと特に無いです。内容はいつものことだと思っていただければ。

たまにはやって英気を養わないとダメかも。やっぱ実戦ですね。

 あと、かなり前に読み終えた小説「ハリポタ不死鳥の騎士団」と昨日借りて

読み終えた「灼眼のシャナ」。後者のほうは友人がバイブルにしてるとかで

興味を持って学校の友人に話したら持ってるとか。というわけでどんなものか

読んでみました。毎度のことながらネタバレしちゃダメだと思うので感想程度に。

たしかにおもしろいですわ。

現代ファンタジーもの(?)な内容でありきたりと言えばそうかもしれないけど

へー、と思うところも多々あり、いい仕上がりでした。

「っぐは!」

とか「」の最初に「つ」を置くところにちょっと注意が要ったりとか。

これからは続編がたくさんあるようなので読み散らしていこうかと。

まだまだ読むのが遅いのが難点。せめて1時間切りたいです。。。

ただいま、1時間30分程度。600ページを2時間で読む友人どうやったらそんなに

早くなれるんだ!?

 そんなところで今日はこの辺で。

P.S 風邪で寝ていたらお腹に肉がついた気が……

2005年11月06日 (日)
今日は学校休みでした。

でも、レポート提出と制作関係の話をするため外出。

レポート提出場所の33221教室。

いくら探しても見当たりません。

風邪でだるいのに階段昇ったり、降りたり10分ぐらいやったとき気づきました。

またもや実験書の記入ミスってやつですか。

33201教室でした。

教授に呼び止められてようやく気づくのがちょっと情け無いです。

 で、無事レポート提出も終わって制作に関するお話をしに友人宅へ。

車何処に止めたらいいかわからないけど友人が言っていた家の裏らしき場所へ。

何かの工場のようなところに車止められるスペースがあったので置きました。

友人とだべって話がまとまって帰ろうと車に近づいた時、またしても気づきました。

『めっちゃブロックされてる』

駐車している私の車の後部数センチのところに軽トラックが出口を塞ぐように

止まっています。私の車は物理的に軽トラのせいで脱出不可能の身動きとれない

状況。前進でもバックでも確実に壁か車にぶつかる仕様。

これは否応無しに工場の人に謝罪にいけっていう実力行使と受け取るしか……

選択の余地はないんで工場の人に声かけて車どかしてもらいました。

初犯だからでしょうか、すんなりどけてもらえました。

以後気をつけます。

 さて話は一変して、PC解体、組み立てによりDVDドライブが復活しました。

今年の夏前ぐらいに突如書き込み不能でCD入れても認識せずに、

『CDを入れてください』状態だったのを色々やった末、治りました。

今まで使えなかった分、友人に外付けドライブ借りたりしてたので本当に大助かり。

PCの中の溜りにたまったファイルやフォルダを『スイングガール』見てるうちに

焼いときました。他の時間からも含めると大体30Gほど。

かなり、PCが軽くなった気がします。

明日もちょこちょこファイル整理やろうかと。

 さらに話変わって、『スイングガール』

以前から見たい見たいと思っても中々時間がなくて見れなかった映画です。

内容は見た人も見て無い人もいると思うんで省略。

ただ感想を述べます。

こりゃおもしろい。感動した。

めっちゃ薄っぺらい表現ですが青春を感じました。

監督が『ウォーターボーイズ』の人と同じらしく、良い構成になっていると思いま

す。邦画はアニメ以外はほとんどがへちょいご時世ですが、この監督のはおもしろい

ですね。他に日本の監督は北野たけしや三谷こうき(うろおぼえ)なんかも良かった

と思いますがそれはまた今度。

では、そんなところで今日も作業と行きます。

ではでは。

P.S メモリーを増設しようとしたらやたらと高い値段言われました。
  メモリーの規格統一して安くしてくれないものか。

2005年11月04日 (金)
今日は学校で仕事でした。

学校は1時限しかなかったのでさっさと撤収。

家に帰って養生してました。

とりあえず、ごろごろ。

最近、『とりあえず』ってのが口癖になってる気がしてきました。

寝てても風邪が治らないんですが、薬飲んでるせいなんでしょうか。

薬は風邪の症状を抑えるには抑えるけれど、風邪に効くんじゃなくて

風邪の症状、つまり『風邪に対する免疫』を抑えるのがほんとのところ。

風邪引くと熱や咳や鼻水出すのは病気に対する体の自己防衛。

最近はテレビや書籍からの情報の普及で知ってる人も多いと思いますが、

風邪薬飲まないほうが早く治るってのが通説のようです。

そりゃ、薬飲んで免疫抑えたら治るのに時間がかかって当然ですね。

とまぁ、こんなこと言ってみましたが、私の場合は薬飲もうと飲ままいと

風邪は長引きます。

なんというか、喉から来て、痛くなって、声が変わって、鼻水出て、涙でて

花粉症みたいになって、頭痛くなって、熱が出て、体がだるくなって、

お腹痛くなって……

という具合に風邪の諸症状フルコースを味わうのが毎回です。

大体一月ぐらいは引いてる気がします。

長い時は半年ぐらいひいてるような。

インフルエンザに対しては特効薬出来たようなので、風邪に対しても

特効薬が欲しいです。

症状を和らげるのではなく、風邪菌をやっつける薬のほうを。

そんなのをなんとか療法って言うんですがド忘れしました。

まぁ、なんにせよ、誰かそんな薬作ってください。

ではでは。

P.S 今日教え子に風邪のこと話したら、寝たら二日で治るって言ってました。
  もう一方のコは風邪で休むとメールありました。